NPOの活動では、打合せや作業のために集まる機会が多いと思います。
貸会議室等を使用すると費用がかかるし、事前の予約が必要となりますが、神奈川県内にはNPOの活動で使えるフリースペースを備えた支援施設が、さまざまな市町にあります。
今回は、NPOが使用できるフリースペースの1つであり、広域から集まりやすい横浜駅の近くにある、かながわ県民活動サポートセンター「ボランティアサロン」を紹介します。
ボランティアサロンとは
ボランティアサロンとは、神奈川県が設けているボランティア・NPOの方が無料で使えるスペースです。かながわ県民センターの9階と10階にあり、横浜駅西口・きた西口から徒歩5分と非常に便利なところにあります。
開放的なスペースで、全48テーブル(260席)を備えています。他の利用者への配慮や、飲食はできない(水分補給は可)などの最低限のルールはありますが、県民センターの開館日であれば、いつでも自由に利用することができます。
Wi-Fi環境もソフトバンクとNTTドコモのWI-FIスポットが入っている他、かながわ県民センター独自のフリーWi-Fiも入っています。
※かながわ県民センターの開館時間や休館日は、以下のホームページでご確認ください。https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/kemmincentertop.html
ボランティアサロンの利用方法
かながわ県民センターの9階に行き、受付フロントにてボランティアサロンを使用したい旨を伝えます。
所定の利用票を受け取り、利用時間・団体名・作業内容(選択式)・利用日(当日で可)・利用人数・使用目的の確認(チェック式・表裏)・活動分野を記入します。
テーブルは2人用、4人用、6人用、8人用、12人用が用意されていますので、使用するテーブルの希望を伝えてください。
なお、電源が備わっているのは10階の6人用のテーブルのみとなります。
記入した利用票の確認を受け、テーブル番号札を受け取ったら使用可能です。
使用は概ね3時間程度までとなっていますので、それより長く使用する場合は、受付にて相談をしておきましょう。
事前にインターネットでテーブルを予約しておくこともできます。
ボランティアサロンの利用ルールや予約方法などの詳細は、以下のページをご覧ください。https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/shisetu/volunteer_salon2.html
パーソナルワークスペース
近年リモートワークが増えたこともあり、ボランティアサロンでは現在1人用のワークスペースが試験的に設置されています。
電源も完備されていますので、オンラインによる打ち合わせ等にもぜひご利用ください。
ボランタリー活動相談窓口
かながわ県民センターの9階にはボランタリー活動相談窓口もあります。
ボランティアに関することからNPO法人の設立・運営に関することまで、専門のアドバイザーに相談することができます。こちらも合わせてぜひご利用ください。https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/soudanmadoguchi.html
おわりに
今回はNPOの方が会議や作業等で使えるフリースペースとして、かながわ県民活動サポートセンターのボランティアサロンを紹介しました。
非常に使いやすく、会議や作業もはかどる場所だと思いますので、ぜひご利用ください。