「NPO伴走応援プログラムに興味はあるけれど、実際はどんなふうに進むの?」
「どれだけの時間が必要になる?」
「伴走サポーターは、どのように関わるの?」
応募を検討されているNPO法人の皆さんの中には、そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、採択が決まってからのプログラムの流れと、伴走サポーターの関わり方をご紹介します。
まずはキックオフから
7月末ごろに参加団体が決定すると、担当する伴走サポーターが決まります。伴走サポーターは、県内各地の市民活動支援組織のメンバーです。
最初の取組は、8月上旬のキックオフイベントです。参加団体と伴走サポーターが初めて顔を合わせ、団体の活動内容や、今回取り組んでみたい課題などをお聞きします。あわせて、次回以降のスケジュールも調整します。
この時点で、組織運営の課題がはっきり整理できていなくても大丈夫です。「何となく気になっていること」「このままでよいのかなと思っていること」から、少しずつお話しいただければと思います。

さまざまな立場の方からお話を伺います
キックオフの後は、組織診断アンケートにご回答いただき、その結果も参考にしながらヒアリングを行います。
このプログラムの特徴の一つは、代表者だけでなく、理事、スタッフ、会員、ボランティアなど、課題に応じてさまざまな立場の方からお話を伺うことです。立場の違う方のお話を聞いていくと、最初に見えていた困りごとの奥にある、より大事なテーマが見えてくることがあります。
たとえば、「広報がうまくいかない」という悩みの背景に、伝えたい相手や団体の強みが整理されていないことがあるかもしれません。「担い手が足りない」という課題の奥に、役割分担や意思決定の仕組みを見直す必要が隠れていることもあります。
伴走サポーターは、そこで出てきた声や気づきを整理し、団体の皆さんと共有しながら、「いま向き合うべきことは何か」を一緒に考えていきます。ヒアリングは、サポーターが一方的に診断したり、答えを出したりする時間ではありません。団体の皆さん自身が、自分たちの活動や組織のことを改めて見つめる時間でもあります。
課題に合わせて、組織づくりに取り組みます
ヒアリングの後は、団体と伴走サポーター、伴走プログラム事務局が意見交換を重ねながら、今後の方向性を整理します。
ここまでは、月1回〜2回程度の頻度で進めていきます。打合せは1回2時間前後が中心で、対面やオンラインも活用しながら、団体の状況に合わせて無理のないペースで進めます。忙しい時期は回数を調整することもできます。

取り組む課題が見えてきたら、団体の状況に合わせて、組織基盤強化につながる具体的な取組を進めます。専門家による助言、実務の仕組みづくり、団体メンバー向けの研修やワークショップ、市民向けイベントの実施、内容は団体によってさまざまです。他のNPOとの情報交換や活動見学を行うこともあります。
取組を進めた後は、2月の報告会に向けて半年間を振り返ります。報告会では、成果や見えてきた変化、これからの展望を共有します。
自分たちのペースで進める
この伴走応援プログラムの特徴は、団体の皆さん自身が「まずはここに向き合ってみよう」と思える組織基盤強化のテーマを見つけ、組織づくりに関して、小さくても実際の取組につなげていくことです。
伴走サポーターは、団体の思いや活動を大切にしながら、少し外側の視点から必要な問いを投げかけ、話を整理し、どこから取り組むとよいかを一緒に考えます。さらに、実務的な助言や情報提供、必要に応じて専門家等と連携しながら、取組が具体的に進むようサポートします。

半年間と聞くと長く感じるかもしれませんが、実際には月1〜2回程度の対話を積み重ねながら、団体の状況に合わせて進めていきます。忙しい団体も参加しやすいよう、進め方は柔軟に調整できます。
応募の時点で、課題が明確に整理できていなくても大丈夫です。日々の活動の中で気になっていることや、これから見直していきたいことを出発点に、伴走サポーターと一緒に、これからの活動や組織のことを考えてみませんか。
かながわNPO伴走応援プログラムの応募期限は【7月2日(木)正午まで】延長しています。
プログラムの詳細・応募方法はこちらからご覧いただけます。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/md5/cnt/f190607/npobansoshien.html

