Q&A

かながわNPO伴走応援プログラム対象団体募集に関するQ&A


1. プログラムの内容について
Q1-1 「かながわNPO伴走応援プログラム」とは何ですか。

組織の継続・基盤強化に取り組む意欲のある神奈川県内のNPO 法人を対象にした支援事業です。自己点検シート等を用いて組織の課題を探り、専門家等で構成する「応援チーム」と一緒に、より良い団体運営をめざすプログラムです。

Q1-2 「かながわNPO伴走応援プログラム」の趣旨を教えてください。

神奈川県では、これまでのNPO法人等への支援策を見直し、団体の成長段階(創設期、成長期、成熟期)に応じた課題やニーズの解決に向けて、支援策を充実させました。「かながわNPO伴走応援プログラム」は、成長期のNPO法人のための新たな支援策です。応援チーム(中間支援組織・専門家)による伴走支援を通して、社会課題解決に取り組むNPO法人の成長・発展を後押しします。

Q1-3  組織の自己点検(セルフチェック)シートとは何ですか。

組織の自己点検シートとは、団体の組織力の現状把握を目的に作成された質問票です。 団体の役職員や活動メンバーなど、10名程度に回答いただいた結果を分析して、組織課題の発見と課題解決のためのコミュニケーションに役立てることを狙いとしています。

Q1-4  応援チームにはどのような専門家がいますか。

応援チームは、県内の中間支援組織のスタッフ、NPO運営の実践者や支援者、中小企業診断士の専門家などで構成します。対象団体の活動地域や組織の課題に応じて、伴走支援者を2名程度派遣する予定です。

Q1-5  参加のための費用はかかりますか。

参加費は無料です。打合せにかかる交通費などの経費は、団体でのご負担をお願いいたします。

Q1-6  組織基盤強化の取組にどの程度の時間が必要になりますか。

団体ごとに取組にかかる時間は異なりますが、月に1回、半日程度、応援チームとの打合せや作業、必要に応じて研修・ワークショップなどの時間を調整いただきます。

Q1-7  伴走支援は平日の日中のみ対応になりますか。土日に対応してもらうことはできますか。

土日も対応可能な場合がありますので、伴走支援の具体的な日程は、担当の伴走サポーターとご相談ください。

Q1-8  過去の伴走事例について教えてください。

過去に事務局が類似の取組に携わった事例としては、自己点検シートで組織課題を確認したうえで、たとえば、専門的な支援活動を行う団体の説明資料を市民目線で作り直し、ボランティアが集まりやすくなった事例、全国に会員がいる団体のオンライン会議のスキルアップを図り、会員間のコミュニケーションが活性化した事例、団体メンバーでチラシを制作するワークショップを行ったことで、メンバーが団体のミッション・ビジョンを考えるきっかけとなった事例、などがあります。

Q1-9  活動資金を得るためにスポンサーとの橋渡しをしてもらうことはできますか。

本プログラムで具体的なスポンサーをご紹介することはできませんが、活動資金を得る方策などについての助言はできます。

Q1‐10 ホームページの制作は支援対象になりますか。

ホームページ構築に向けた助言はできますが、ホームページの構築費用は含まれていません。

Q1-11 NPO自体の課題ではなく、社会制度そのものの課題に切り込んでいくための伴走支援は受けられますか。

アドボカシー活動そのものへの伴走支援は想定しておりませんが、アドボカシー活動を行ううえでの組織力強化という観点で申請いただくことは可能です。
※アドボカシー活動とは、より良い公正な政策・制度、社会の仕組みづくりに向けて国や自治体、社会に働きかける各種活動

Q1-12 伴走支援の期間はいつまでですか。期間終了後も継続して支援を受けることはできますか。

本プログラムの支援期間は令和7年(2025年)2月までです。期間終了後の継続支援については、個別にご相談ください。

Q1-13  このプログラムは毎年実施されますか。

次年度以降のことはまだ決まっておりません。

2. 支援対象団体の要件、応募申請について
Q2-1 対象団体の活動規模に要件はありますか。

活動の規模は問いません。

Q2-2 活動年数に要件はありますか。比較的活動歴が短い団体が対象になりますか。

団体設立から3年以上であれば、活動年数が長い団体も対象になります。新しい団体が優先ということはありません。

Q2-3 「NPO法人設立前に任意団体であった時期も含め、県内で3年以上活動していること」とは、具体的にいつから活動していればよいですか。

令和6年(2024年)7月1日を起点として、3年以上前(令和3年(2021年)7月1日以前)から団体として活動している団体が対象となります。
  
Q2-4 「伴走支援を受けることに関して組織内で一定の合意ができていること」とは、具体的に誰の合意があればよいですか。

法人の理事会で合意を得ていることが望ましいですが、理事会が開催できなかった場合などには、法人の運営に関わる複数のメンバーで、本プログラムへの応募について検討・合意していただくようお願いします。

Q2-5 審査はありますか。審査の基準を教えてください。

応募多数の場合、申請内容、事業報告書をもとに審査を行います。「組織基盤強化の必要性」「組織基盤強化による活動の発展性」「伴走支援の受入体制」などが審査の視点となります。

Q2-6 応募倍率はどの程度ですか。

伴走対象は15団体です。今年度から始まる事業のため、応募倍率の想定はありません。

Q2-7  二次面談には誰が参加すればいいですか

一次審査を通過した団体は、二次面談(オンラインで実施)をご案内します。原則、申請を書いた方にご出席をお願いします。複数名で参加いただいても結構です。

Q2-8  二次面談日程(7月16日~7月19日)に都合が合わない場合、他の日程で面談できますか。

可能です。個別にご相談しますが、7月21日までに設定させていただきます。

Q2-9 プログラム説明会に参加していなくても応募はできますか。

応募は可能です。本プログラムの趣旨や応募要件をご確認のうえ、期日までに下記サイトから応募申請ください。
https://nsaponet-kanagawa.com/entryform/

なお説明会の動画をアーカイブ配信しています。
https://nsaponet-kanagawa.com/event2406/

3.その他
Q3-1 「NPO活動基盤づくり補助金」に申請したが、「かながわNPO伴走応援プログラム」にも申請できますか。

申請できます。
なお、「令和6年度NPO活動基盤づくり補助金」の募集は5月31日で終了しました。

Q3-2 「NPO活動基盤づくり補助金」と「かながわNPO伴走応援プログラム」の両方に申請した場合、どちらか一方で採択されるのですか。

対象団体の審査はそれぞれの基準に従って別々に実施されます。

Q3-3  ボランタリー団体成長支援事業『パブリックリレーションズ・サポート・プログラム』との違いは何ですか。

『パブリックリレーションズ・サポート・プログラム』は「広報」を切り口に団体の事業力や組織力を高めていくプログラムです。具体的な内容や応募要件は下記ウエブサイトを参照ください。

パブリックリレーションズ・サポート・プログラム
 主催:認定特定非営利活動法人森ノオト(令和6年度かながわボランタリー活動推進基金21 採択事業)